たゆたえども沈まず レビュー
たゆたえども沈まず 著 原田マハ
コロナに感染してしまいました。
高熱になることもなく軽くで済んだのは幸いでした。
ゆえに借りていた本を一気に読む事が出来ました。
この本はゴッホの生涯を書いた本でした。
ゴッホが日本に興味をもっていた事は知っていました。
日本の絵画に影響を受け描いた絵も見ていました。
何故、ゴッホは日本について知っていたのだろう?と疑問を持っていました。
その疑問を解き明かしてくれた本でもありました。
この本で林忠正という美術商と重吉が日本美術を海外に広めた事も知りました。
あくまでも小説ではありますが、史実を元にしたフィクションとしてよく書かれていると思いました。
日本人の美術商とゴッホ兄弟との心の繋がり、本当にこんな感じだったら素敵だなと思いました。
ゴッホの絵は生きている間はなかなか評価されなかった。
苦悩し続けたゴッホと兄を支え続けた弟テオ。
二人の生きた軌跡が見事に書かれた本だと思います。
星月夜の夜空はセーヌ川。
糸杉はフィンセット。
そう見るのか!
暗くてあまり好きになれなかったゴッホの絵でしたが、改めて見てみたくなりました。
こちらのブログはサブブログとして、本のレビューを書いてきました。
自己記録用としてでした。
メインのブログは疎かになり書いていません。
この度一つにまとめようと考えを変えました。
なんだか優柔不断な私です。
こちらに引っ越します。
https://pannsuki.hatenablog.ip
今まで読んでくださり有難うございました。
これからも宜しくお願いします。